生理5日後から低用量ピルを使うと避妊は困難なのか

低用量ピルは避妊効果がほぼ100%に近い確率であり、かつ安全性も高いということで多くの人が利用しています。避妊効果だけでなく、生理痛がひどい人や肌荒れにも効果があるというのもこの薬の魅力です。ただし低用量ピルには決められた服用方法があり、それを守らなければ妊娠を防ぐことは困難になります。基本的には生理初日から服用をはじめることが求められている低用量ピルですが、何かの拍子で飲み忘れていたり、飲む暇さえなかったということもよくありがちです。このように初日からは低用量ピルを服用できなかった場合、たとえば生理5日後から服用をはじめた場合などは、全く避妊効果を期待できないのでしょうか。
低用量ピルにはいくつかのタイプがありますが、一般的には生理中、すなわち生理が始まってから1週間の間に服用をはじめた場合は、避妊効果が期待できます。ですから仮に生理がはじまって5日後から服用をはじめても、避妊効果を得ることは可能です。もっとも生理初日から服用をはじめた場合と異なり、服用したその日から避妊効果を得ることは困難です。そのまま服用を続け、2週間程度経過したのちに効果が現れ始めますので、もし生理5日後から服用をはじめた場合は、効果が現れるまでの期間はコンドームの使用など他の避妊方法を用いないと、低用量ピルを服用していても妊娠を防ぐことは困難です。
また低用量ピルは決められた時間に服用することが求められていますが、これは前の服用から24時間が経過してしまうと効果が薄れてしまうことが原因となっています。ですから服用から24時間が経過してしまっている場合は、低用量ピルの効果が期待できないことを自覚したうえで、他の避妊方法を用いることが必要です。